本日はアレカヤシの葉を主材に、ムギワラギクと黄色に染まったかすみ草を取り合わせてみました。
ムギワラギクはドライフラワーでよく使用される花材ですが、今回は生花の状態で使用しました。生花の状態であってもお花の部分は既に乾燥したような質感で、触るとパリパリしています。
夏真っ盛りということで、今回は花火の弾ける様子をイメージしながら生けさせて頂きました。フランスでは花火大会はないようですが、7月14日の革命記念日に各地で花火が打ち上げられます。打ち上げられて開いた瞬間はもちろんのこと、その後の地上に落ちていく姿にも、なんとも言えない儚げな美しさが秘められているように思います。